角田清兵衛商店 お弁当箱小物

こんにちは、江別店の高橋です。

本店の円山での営業が3/2で終わり、桑園移転に向けて慌ただしく準備をしている最中です。
移転オープンまでもう少々お待ちくださいね。私もとても楽しみです。

いよいよ3月ですね、3月は嬉しいような寂しいような、別れと出会いの季節。
そして引越しや新生活の準備に追われている方も多いのではないでしょうか。

今日はそんな新生活の準備に少しでもお役に立てたらと思い、
角田清兵衛商店のお弁当箱とお弁当小物をご紹介します。

角田清兵衛商店とは、今から約190年前の江戸の末期、天保元年(1830年)に
紀州漆器の専門店として創業した非常に歴史深い会社です。
現在は紀州日方(熊野街道沿い)にある店舗で、
節や木目など木が持つひとつひとつの個性を大事に育んだ木製品などを作られています。

木目が非常に美しい和歌山産の紀州ヒノキを贅沢にくり抜いて作られたお弁当箱です。
木の塊をくり抜いて作るので、どこにも継ぎ目がなく、とても美しい仕上がりになっています。
なんと、1日に10個程しか作ることが出来ないとても貴重で贅沢なお弁当箱なのです。

機械でくり抜いたお弁当箱はサンドペーパーでツルツルになるまで磨いているので
手触りが良く、とても滑らかです。
その後、ウレタン塗装とナノコート仕上げを施し完成します。
ナノコート仕上げとは、無味無臭・無色透明になる技法を施した新しいガラスコーティングで、
木目の風合いを残したまま耐摩耗性、防汚性、対傷性に優れています。
ナノコート仕上げにより、木のお弁当箱でも食器洗洗浄機を使うができるのが嬉しいですね。

また、ナノコート仕上げをしても通気性は維持できるため、
お米もおかずもべた付かず、年中使えるお弁当箱です。


紀州檜弁当箱 ¥8,500+tax~

スタンダードで使いやすい小判型の1段のタイプは深さがあり、仕切りも付いています。
ご飯とおかずが分けて入れられる小判型2段は、容量400+500mlでたっぷり食べたい方におすすめ。
小判型の他、正方形のタイプやタンバリンの曲げ輪を作る技法で作られた「おひつBENTO」も
あります。フタを開けると檜の良い香りがしますよ、どうぞ店頭でサイズ感をお確かめください。

また、こんなにもカラフルなのに落ち着いた雰囲気のお弁当小物もあります。
敷物としても使えるお弁当包み、袋状で簡単にお弁当箱が包めるあづま袋、
上品な箸袋と箸のセットです。


お弁当包み¥1,000+tax  あづま袋¥1,200+tax 箸・箸袋セット¥2,000+tax

可愛らしい柄と色ですが、どのタイプもお子様から大人までお使いただけるのでは
ないでしょうか。ご家族で交代に使ってみるのも楽しいですね。
お弁当作り、大変ですよね。。。毎日のお弁当作りの気分転換にもおすすめですよ ♪
店頭で迷いながら選ぶのも楽しいですね。

どうぞごゆっくりご覧ください。ご来店をお待ちしております。

 

artek リヴィ

こんにちは、スタッフの内藤です。
みなさま、いかがお過ごしですか?

降る雪が雨混じりとなり、季節が少しずつ春に近づく準備を始めたかと思えば先日の大雪…。新緑の季節はもう少し先になりそうですね。春と言えば…私事ですが、息子がこの春中学生になります。生まれてから12年で人ってこんなに成長してしまうものかと、嬉しさと寂しさと驚きが入り混じった不思議な気持ちです。単純に身長や体重は増加する一方ですし、感情や思考も少しずつ複雑になってきて。昨日より今日、今日より明日の方ができることも知識量も増え、人として必要な要素がどんどん構築されていくようなそんな感じがします。植物がその背を伸ばすように、何でも吸収しながら輝かしい未来のようなものに向かって前進する子どもの姿は、とても眩しく希望に満ちています。息子のように1年で身長が10㎝伸びるなんて事はもうありませんが、私も一緒にいろいろな事をゆっくり吸収しながら成長し続けていけたらと思う今日この頃です。伸びしろがまだあるか否かは疑問ですが…笑

さて今日は、artek(アルテック)がシリーズ展開するファブリック『rivi』(リヴィ)をご紹介させていただきます。

1935年にフィンランドのヘルシンキで創業したアルテック社。シンプルなデザインと実用性の高い家具の製造をメインとしていますが、インテリアには欠かせないファブリックなども展開しています。2015年アルテックは、パリを拠点として活躍する今や世界が注目するデザインデュオ、*ロナン&エルワン・ブルレック兄弟とともにデスクやテーブル、棚までを揃える『カアリ』シリーズを発表。そして2017年再び、彼らとのコラボレーションから生まれたテキスタイルデザイン『リヴィ』がアルテックのコレクションに加わりました。

『リヴィ』はフィンランド語で「行」や「列」を意味し、限りなく続く平行線をハンドドローイングによって表現しています。一定の決まった間隔と太さの線ですが、ラフで抜けた感じは手描きならでは。ものすごく計算されているのに機械的ではなくナチュラル。ラインの揺らぎがなんとも言えず優しく美しいのです。豊富なカラー展開と製品ラインナップで私たちの日常に彩りを運んでくれるシリーズです。

江別店で販売している商品をご紹介します。


クッションカバー 40×40㎝¥4,000+tax/50×50㎝¥5,000+tax
少し大きめの50×50㎝サイズと40×40㎝の2サイズ展開です。季節を問わないデザインと生地で、オールシーズン使えるクッションカバーです。お部屋の雰囲気を少し変えたい時など、気分転換にぴったりのアイテムです。同じ色でサイズ違い、同じサイズで色違い、いろいろ楽しめそうですね。


トートバッグ ¥4,000+tax
一般的なトートバッグに比べて少し大きめのサイズで、B4サイズまですっぽり入ります。薄すぎず厚すぎずちょうど良い厚さのキャンバス地で、マチもしっかり付いているので参考書やカメラなどの重いものを入れても問題なく使えますよ。ポケットなどはついていませんがその分もたつきがなく、くるくる丸めてしまうとちょうど折り畳み傘1本分くらいのサイズでしょうか。コンパクトに収まるのでエコバックとして持ち歩くのにも便利。持ち手は肩がけでも手に持って下げても使いやすい長さです。

身長154㎝のスタッフが持つとこんな感じになります♪


ポーチ ¥3,600+tax
化粧ポーチとしてはもちろん、眼鏡や通帳類・文房具などの細かいものをまとめて入れるのにとても便利です。バックの中で迷子になりがちなモノたちをこのポーチに入れて持ち歩けば、使いたいときにすっと取り出せてストレスもなくなりそうですね。バッグinバッグとして、ひとつは持っていたいアイテムです。

ご紹介した商品はすべて江別店で取り扱っております。春の訪れとともに、真新しいキャンバス地の小物をお迎えするのも良いかもしれません。ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。

それでは次回のスタッフブログもまたお楽しみに。

*designer [ロナン&エルワン・ブルレック]
ロナン1971年、エルワン1976年、フランス・カンペール生まれ。パリを拠点とし兄弟で協業しているデザイナーデュオ。1997年にカッペリーニにより見出され、初めて工業デザインに取り組む。プロダクトデザインから建築や空間デザインまでプロジェクトは多岐に渡り、デザイン界のリーディングカンパニーと協業。また、イッセイ・ミヤケのパリの店舗のデザインを手がけるなど幅広い分野で活躍。2011年、メゾン・エ・オブジェの「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

アルネ・ヤコブセン テーブルクロック Station

こんにちは。江別店スタッフの大賀です。

風が強く雪が降ったり、雨が降ったり・・・不安定な天気が続いていますね。
たくさん重い雪が降って雪かきが大変な地域もあったと思います。
早く雪が解けて春にならないかな、と毎日思っています。

今日はアルネヤコブセンのテーブルクロック、ステーションをご紹介いたします。
デザインはステーションの他に、LK、ローマン、シティーホール、バンカースと種類があります。
ステーションはスタンダードなフォントを使用し、ドイツの技術規格に基づき制作されました。
デンマーク国内の鉄道の駅に設置されたことから「ステーション」という呼び名がつけられました。

アルネヤコブセン テーブルクロック ステーション ¥15,000+tax 

アルネヤコブセンとはデンマークが生んだ20世紀で最も影響力のある建築家でありデザイナーで、ハンス・ウェグナーやフィン・ユールと共にデンマークデザインを世界中に広めた代表的人物です。優れたデザインの家具や建築物を創造し数多くの賞やメダルを受賞しています。
1902年、コペンハーゲンのユダヤ系家庭に生まれて、幼少期はビクトリア様式の家具に囲まれて育ちました。親に内緒で自室のデコラティブな壁紙を真っ白に塗ったというエピソードが有名です。小さいころからシンプルな美に魅かれていたのですね。

1930年代後半、ヤコブセンはべラヴィスタ集合住宅を始めとした大規模リゾートプロジェクトの成功をきっかけにデンマーク最大手のラウリッツクヌーセンのテーブルクロックデザイナーに抜擢されました。
大戦の影響もありわずかな期間で販売終了になってしまった「幻のテーブルクロック」を復刻させようとデンマークを代表するプロダクト会社ROSENDAHL社はLK社のシニアスタッフとともに復刻プロジェクトチームを結成しました。
デザインを忠実に且つ「美しいものを作るのではなく必要とされているものを作る」というヤコブセンの言葉通り時代に合わせた機能を加え復刻されました。
LEDライト、ムーブメントセンサー、スヌーズ機能が新たに搭載されています。バッテリーは220Vのコンセントタイプから2本の単3電池に変更されました。

時計の上部に触れるとLEDライトが点灯して寝室などの暗い場所でも時間を確認することができます。
これはあると嬉しい便利な機能ですよね!背面にはアラームのオンオフを行うスイッチがついています。
またアラームは上部をタッチすることでスヌーズ機能が作動する仕組みになっています。
時刻調整、アラーム設定はつまみを回して行います。

背面はボタンしか出ないようにカバーされているのでどの角度から見てもスッキリしていて美しいです。
最近はスマホで時間をを見たり目覚ましをかけることが多くなってきていると思います。
このテーブルクロックがあると時間を確認することが楽しくなりそうですね!

今ならアルネ・ヤコブセンが自身の作品に採用した色を使用した数量限定モデル、バーガンディもご用意があります。
是非店頭でご覧いただければと思います。

次回のスタッフブログもお楽しみに!

蚊帳の夢 備長炭色合わせふきん

こんにちは!
江別店スタッフの窪田です。

もうすぐバレンタインデーですね!
美味しそうなチョコや可愛いチョコをみるとやっぱりワクワクします。
私は自分へ贈る「ご褒美チョコ」をこっそり食べようと思います。笑
皆さま素敵なバレンタインをお過ごしくださいね☆彡

今月のスタッフブログは何にしようかなぁと毎回悩むのですが. . .
毎日愛用している、お気に入りのものがありました!!
皆さまにその使い心地の良さをお伝えしたいと思います。

普段なにげなく使っているふきん。台所に欠かせないキッチンアイテムですね。
台拭き、食器拭き、調理用と用途は様々ですが、皆さんは何を使っていますか?

蚊帳の夢 備長炭色合わせふきん

こちらを作っているのは1930年創業、奈良の伝統産業である蚊帳製造を親子3代に渡って守り続けている「丸山繊維産業」さんです。奈良県では蚊帳生地染織を一貫して生産できる最後のメーカーになります。蚊帳織りの技術を生かしたオリジナルブランドを立ち上げています。

きめ細かく織られた蚊帳生地は通気性が良く、濡れてもすぐ乾きます。備長炭生地を3枚と、綿や麻よりも吸水性・速乾性の高いレーヨン生地3枚の6枚重ね。丈夫でしっかりした使いごこちで、台拭きにもちょうど良い厚みです。

紀州産の備長炭を、独自の手法で繊維に練り込んだ糸を使用しており、においのもとを吸着してくれるので、生乾きのようなにおいがしにくくなります。
消臭・調湿・浄化が衰えないエコクリーンな素材なのです!

清潔にしているつもりでも、ふきんは濡れた状態でいることが多く、雑菌臭が発生しやすいものです。洗濯すると吸着したにおいの粒子が取れて、効果が復活するので長く使うことができます。不思議なことに、実際に使っていて、本当に嫌なにおいを抑えてくれていると感じています。

使い始めは糊がついているので、生地はパリッとしています。糊は煮沸の必要はなく、水やお湯で洗い流すだけで大丈夫です。使い続けることでだんだんと柔らかくなっていきます。ふわっと柔らかく肌触りが気持ち良いのでお手拭きとしてもおすすめです。

最初は食器拭きに、台拭きに。たっぷり使い込んでくたくたになったら、最後はぞうきんに。
キッチンだけでなく家じゅうで、長く活躍してくれます。

我が家で食器拭きに使っています。とにかく吸収性が抜群!ガーゼのような柔らかい生地が6枚重ねになっているので、たっぷり水を吸い取ります。お鍋やフライパンなど大きなものもしっかりふきあげられます。使うほどに柔らかく、手にも食器にも良く馴染んでくるので、手放せなくなってしまいました。使っていて心地が良く、繊維がつかないのも嬉しいポイントです♩

蚊帳生地は通気性も抜群なので、リネンのアイテムと同じような感覚で使えます。
夜に洗って干しておけば、次の朝にはもうカラカラに乾いて、衛生面でも安心です。

カラーは全部で5種類。どちらも裏面はグレーの配色になっています。カラーバリエーションがあるので用途に合わせて使い分けできますね。
リバーシブルの色合わせがキッチン周りをおしゃれに演出してくれますよ。

どの家庭でも使うふきんは、ご挨拶の品などちょっとしたプレゼントにもぴったりです!
備長炭色合わせふきんは江別店、円山店で販売しております。
お値段もお手頃なので、まずは一枚、ぜひお試しください!

蚊帳の夢  備長炭色合わせふきん ¥  550+tax

それでは次回のスタッフブログもお楽しみに♪

松徳硝子 うすはり

こんにちは、江別店の高橋です。2月に入り特に寒い日が続いていますね。
積雪量はあまり気になりませんが、最近は恐ろしい程ツルツル路面ではありませんか?
歩くのも車を運転するのも神経を使って大変ですよね。少し遠回りをしてでも安全な道を選びたい私です。

さて、マスクをしてこんな生活になって早くも一年!?
以前より外でお酒を飲む機会が減った方が大半なのではないでしょうか。
逆に家でゆっくりとお酒を楽しむ機会が増えましたよね?

皆さんは家でお酒を飲むとき、どんなグラスを使っていますか?
特にこだわっていない方もいれば、こだわりのグラス、
お気に入りのグラスがある方もいるかもしれません。
お酒の美味しさを引き出すにはグラスも大変重要なんですよね。
今日は、家でお酒を楽しむ際にぴったり、松徳硝子の代名詞とも言える「うすはり」を
松徳硝子の歴史とともにご紹介します。

松徳(しょうとく)硝子は大正11年(1922年)、東京で電球用ガラスの生産工場として創業しました。
その後は時代の変化により、電球も職人による手吹きから機械による製造へとシフト、
松徳硝子も主要な製造品目を電球からガラス食器へと移行せざるを得なくなりました。

しかしその後も、機械では無く、これまで通り職人による手仕事にこだわり続け、
電球製造で培った均質な薄いガラスを吹く技術に更に磨きをかけながら試行錯誤を繰り返しました。

そしてついに平成元年、理想とするグラス「うすはり」が完成したのです。
松徳硝子の原点である電球、電球を吹くテクニックが、現在の松徳硝子の代名詞ともいえる「うすはり」を作り出したのです。
職人達が手間を惜しまず、丹精込めて作り上げられたこのグラス、薄い玻璃(ガラス)を
ひらがなが持つ繊細かつ柔らかなイメージで表現し「うすはり」と名付けられたそうです。


うすはり SHIWAタンブラー SHIWAオールド ¥1,900~

環境に優しく耐久性に優れた無鉛クリスタルガラスを使い、全て手作業で作られます。
吹き棹(さお)を使って金型にガラスを吹き込む「型吹き」と呼ばれる製法で、
溶けたガラスを吹き棹で巻き取って成形し、丁寧に息を吹き込む熟練した職人の手技によって作られます。
その手作りの様子は、松徳硝子ホームページにて動画が見られます。ご興味がある方はどうぞご覧ください。
工場の窯の温度は1300~1400度、24時間365日保たれているそうです。

うすはりの厚さは約0.9ミリと通常のグラスの半分以下という極限の薄さです。
特に底の薄さは世界で唯一、松徳硝子の職人にしか吹けないと言われています。
実際に手にしてみると、その軽さと持ちやすさに驚きます。
持った時のその軽やかな質感と、その薄さでグラスが唇に触れた時に異物感が限りなく少ないので、
繊細な口当たりでお酒の味が楽しめます。

料亭や割烹、レストランやバー、お酒のCMや広告写真などで広く愛用されています。

写真右は、鼓(つづみ)をモチーフに、「現代の名工」ガラス職人の片桐久夫氏が監修のもと設計されたビールグラス2個セットです。
持つ場所が一番細くデザインされているので、女性の方でも持ちやすいグラスです。

写真左は、葡萄酒器、日本の食卓や和のお膳に合うようにワイングラスの脚を取り除き、気軽にワインを楽しむために作られました。
写真上はボルドー2個セット、口元の絞りがワインの香りをより印象付けます。
写真下はブルゴーニュ2個セット、口元が広がったデザインで軽やかなワインに向いています。

ビールグラス 鼓 2個セット ¥6,000+tax
葡萄酒器 ボルドー 2個セット ¥5,000+tax
葡萄酒器 ブルゴーニュ 2個セット ¥5,000+tax

どちらも木箱入で、自宅用としてはもちろん、贈答用としてお酒好きの方には大変喜んでいただけるのではないでしょうか。
バレンタインデーのプレゼントにも良いですね。

作品の背景を知ると、職人さんの姿を思い浮かべながら、お酒もより一層美味しくいただけるのではないでしょうか。どうぞ店頭で実際にお手に取ってご覧ください。メトロクス札幌のWebショップでも一部、お取り扱いがあります。

それでは来週のスタッフブログは、窪田さんです!どうぞ、お楽しみに。
最後までお読みいただきありがとうございました ♪