artek スツール60

こんにちは。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
江別店スタッフの内藤です。

最近読書の時間が増え、ある一文に目が留まりました。「日本の経済って、女子の『自分へのご褒美』で動いてるんだって」。思わずクスッと笑ってしまいました。「自分へのご褒美」。私、だいぶ言ってます…今年だけで何回?何十回?女子の皆さま、元気のない日本の経済どんどん動かしましょう!(笑) そんな私の自分へのご褒美、そのひとつをご紹介させてくださいね。

artek スツール60

北欧の家具ブランドと言えばartek。その代名詞とも言えるプロダクトがこの「スツール60」です。デザイナーはご存知の方も多いはず、フィンランドを代表する世界的建築家アルヴァ・アアルト氏。1933年アアルトがデザインして誕生以来、artek社で800万脚以上を売り上げている名作中の名作です。「座る」という目的だけでなく、ベッドやソファのサイドテーブルとして、ディスプレイ台として、あらゆる使い方が出来る汎用性を持ち合わせています。

また、アルヴァ・アアルトが開発をしたフィンランドバーチ材を直角に曲げる技術「Lーレッグ」を応用したシリーズのひとつでもあり、現代においても豊富なカラーと仕様のバリエーションで私たちを楽しませてくれます。フィンランド産バーチの美しさ、スタッキング可能なデザインと実用性、あらゆる環境に馴染むシンプルで普遍的なデザイン。誕生から80年以上経った今もなお、世界中で愛され続ける理由がたくさんあります。

スツール60はその歴史と製造技術を知ったとしても、人によっては単なるスツールです。もっと低価格で機能的に代用できる「スツール60っぽい」商品は、おそらく世の中に溢れています。それを知ってもなお、多くの人が「やっぱりスツール60がいい」と言います。それは、artekスツール60が持つ圧倒的なブランド力とオリジナリティ。そこに尽きると私は思っています。

我が家のスツール60は現在、フラワーベースのディスプレイテーブルとして使用中です。そう言えば、このフラワーベースも自分へのご褒美でした(笑)生まれたてのスツールなので、まだピカピカです。これから長い時間をかけて思いのままに経年変化を楽しんでいきたいと思います。

artek stool60 ¥24,000+tax~
この商品は円山店、江別店にてそれぞれ展示中です。また、メトロクス札幌のウェブショップでも扱っておりますのでぜひご覧ください!

アカプルコチェア

こんにちは、スタッフの窪田です。
すっきりしない天気が続いていますね。昼間はちょうどいい体感ですが、朝晩は少しヒンヤリと感じる札幌です。今週はずっと曇りや雨予報が多いので、気温差で体調崩されぬよう気を付けてくださいね。
さて今日は、これからの季節にピッタリな「アカプルコチェア」をご紹介したいと思います。

アカプルコチェア

1960年代からメキシコリゾート地で親しまれてきたチェアを日本人の生活に合ったサイズにリデザインしたものです。
構造はとてもシンプル!頑丈なスチールのフレームにPVC(ポリ塩化ビニル)コードが巻き付けてあり、メキシコのクラフトマンの手によって一つ一つ丁寧に作られています。
PCVコードは耐久性に優れていて、わずか2本で約120kgの荷重に耐えるほど丈夫です。
柔軟性に富み経年変化が少ないため、屋外の使用にもあ耐えるタフさがあります。
アカプルコチェアはアウトドアチェアのイメージが強いですが、屋内でラウンジチェアとしての抜群な座り心地と存在感があります。また、重量8kgと軽量で持ち運びもしやすいため、天気の良い日にはベランダやテラスへ持ち出してお使い頂けます。一脚で屋内、屋外問わす使用できるのも嬉しいですね。
実際に座ってみると、後頭部までゆったりと身体をあずけることができ、包み込まれるような感覚です。まるでハンモックのようなふわふわとしたフィット感がとても心地良く、リラックスタイムに最適です。
我が家もこの包み込まれる安心感に魅了されお迎えしました。

アカプルコチェア

座り心地はもちろんですが、私のお気に入りポイントは部屋においても圧迫感がないことです。
コードの隙間から見えるバッグの背景により、部屋の開放感をそのまま感じることができます。
一人掛けの椅子と言えど、家具が増えると部屋は狭くなりがちですが、アカプルコチェアなら圧迫感のない軽やかなスタイルが実現できるのも嬉しいです。
また、夏の暑い日差しや照明の灯りに映し出された影がとても可愛らしく、毎日癒されております。

アカプルコチェア

チェアの脚先には室内でご使用の際に床に傷つけないようゴム製のキャップが付いています。
カラーバリエーションは、ホワイト・ブラック・マスタード・ニュートラルグレー・ペトロブルーの5色に加え、2020年数量限定モデル ブーゲンビリアからお選び頂けます。
今回ご紹介したベーシックなチェアの他ロッキングできるタイプもあります。
是非たくさんの方にアカプルコチェアを体感して頂きたいです!

チェア¥53.000+tax
ロッキングチェア¥53.000+tax

江別店ではベーシックタイプ(ブーゲンビリア)、円山店ではロッキングチェア(ニュートラルグレー)を展示しております。是非店頭でお試しくださいね。
また、メトロクス札幌のウェブショップでも扱っていますので、どうぞご覧ください。
それでは次回のスタッフブログもお楽しみに!

小さな時計

こんにちは。江別店スタッフの大賀です。
今日は渡辺力デザインの小さな時計をご紹介します。
渡辺力が1970年に発表した「小さな壁時計」を同氏がリデザインした時計です。

当時贈答品として需要が高かった壁時計は過剰な装飾の大型サイズが主流でしたが、この小ぶりなサイズとシンプルなデザインは画期的でした。
文字盤は白一色で数字が立体的になっているので陰影ができてさりげなく浮かび上がります。
壁掛けとしてもお使いいただけますが、付属のスタンドで置き時計としてもお使いいただけます。


小さな時計 ¥10,000+tax ブロンズのみ¥15,000+tax

サイズは直径12.2cm奥行き7.2cmで、アイボリー、レッド、オレンジ、ブルー、ライトブルー、ゴールド、シルバー、ブロンズの全8色のご用意があります。
たくさん色の選択肢があると選ぶ楽しみがあってうきうきしますよね!
フレームはスチール製です。

2011年渡辺力100歳を記念して氏が最も愛する金属である銅で作られたブロンズが追加されました。
純銅はとても渋くてあじがあるのおすすめです!
シンプルでさりげない時計なので贈り物としても人気があります。
シンプルで文字盤も見やすく尚且つ美しい計算されたデザインは時を経て復刻していることが納得できる名作時計のひとつです。
江別店にシルバータイプを展示しておりますので是非店頭でご覧ください。

ブルーノ・マットソン マルガリータ ソファ

こんにちは、江別店スタッフの高橋です。
今日はスウェーデンを代表する家具デザイナーであるブルーノ・マットソンデザインのソファ、
“マルガリータ”をご紹介します。

マットソンは1907年に家具工場の息子としてスウェーデンに生まれました。
1974年に初めて日本を訪れ、畳と言う日本独自の生活様式に沿い、そして日本人の体形に合う椅子をデザインするために山形にある天童木工で制作を始めました。天童木工が初めて契約をした外国人デザイナーで、のちにスウェーデン政府より「プロフェッサー」の称号を与えられました。
そのマットソンがデザインした中で最高傑作と言われているのがこのソファ、マルガリータです。
日本人のために作られたマルガリータは、木の温かみが感じられるシンプルなフォルムですが、
その座り心地の良さは言うまでもありません。ソファとは思えないほど華奢で美しいひじ掛けやフレームは、
成形合板の技術をいち早く日本で取り入れた、天童木工の確かな職人技術によって実現しました。

それでは、このフレームやデザインについてもう少し詳しく見て行きましょう。
まず、椅子を引きずっても畳や床が傷付かないよう、脚の底辺面積を広く取った「床摺り」をつけた構造です。前後の脚が「床摺り」によって繋がっている“閉じた脚”は安定した構造となり、フレームを細くすることを可能にしました。

この構造を実現したのが、先ほどご紹介した天童木工が最も得意とする成形合板です。
成形合板とは、木材を薄くスライスした板を何枚も接着剤で重ね合わせ、型に挿入して巨大なプレス機で圧力と熱を加え成形して行きます。すべて手作業で行われるこの工程は非常に複雑かつ高度な技術が必要だそうです。

この成形合板で作られたマルガリータのフレームは、無垢材では表現できない、美しく柔らかな曲線のデザインだけではなく、丈夫で軽いと言う重要な実用性も持ち合わせています。そして、美しいデザインはただの見た目だけではなく、座り心地にも繋がります。

華奢でありながら丈夫なフレームをキャンバス地で包み、その上にウレタン入りのクッションを置く、と言う作りはまるでハンモックのようで体を受け止める座り心地になっています。

ウレタンのクッション部分はボタンで留めるだけの置き型で、簡単に着脱できるので、外してホコリを叩いたり、干すことが可能です。
また、長く使うと張地やクッションの劣化は避けられません。
その際は、お好みの張地でクッションのみご注文する事ができます。そうする事で、長くお使いいただける上に不要になる部分がクッションのみなので環境へも配慮ができます。
また、マルガリータは前後のコネクターで連結しているので、ライフスタイルの変化により、1シートごとバラバラに配置を変えたり、逆に2シーターから3シーターへシートを増やすことも可能です。脚元がオープンなので清掃性にも優れ、とにかく軽いので一人でも移動が容易にできるのが嬉しいです。

決して安いものではありませんが(私にとって)このお値段にはそれだけの価値が詰まっています。
長い目で見ていただくと必ず良い買い物になることでしょう。
買い替えや新しくソファをご検討中の方がいらっしゃいましたら、一度ご覧になり、お掛けになってみてください。

メトロクス札幌では現在、江別店にてブルーノ・マットソンのマルガリータソファの他、ハイバックチェアやダイニングチェアを展示しております。
また、メトロクス札幌のウェブショップでも扱っていますので、どうぞご覧ください。
ブログでご紹介した2シーター片肘タイプ ¥210,000+tax~ ※張地のランクで異なります。
1シーター ¥97,000+tax~ ※張地のランク、肘の有無により異なります。
それでは、次回の更新も是非お楽しみに!