狭い店内ですが、多くのお客様がご来店くださりました、本当にありがとうございました!
益子の風土や土と釉薬の話から始まり、鈴木さんの器製作に対する考えや
これからの事など、あっという間の一時間でした。
レクチャー後も実際の器を見ながら作者が商品説明をすると、やはり説得力がありました。
皆さま納得して購入されておりました、ありがとうございます。
このイベントのお陰で幸運にも2日間多くの時間を鈴木さんと共有する事ができました。
私は作家(ものを作る人)ではなく、そのものを見つけだし、多くの方に良さを伝える仕事に就いた訳ですが、
正直作家さんの思考回路と販売側の思考回路は異なるとずっと思っていました。
ある意味それは仕方の無い事で、それをいかに販売する側が補うかだと思っていました。
ですが話をすればするほど、同じ志である事に気づいてきました。
つまり、作り手は自分の我を作品に反映させている訳ではないと言う事です。
つきつめて行くと、ものを作る人もそれを売る人も最終的に見ているビジョンは、
そのものを使うお客様が豊かになる事。それは簡単ではなく、両者の日々の努力にしか成り立たないものなんだと。
また、ものだけを提供するのではなく、そのものを介しての人と人とのコミュニケーションや、文化の継承など・・・
話しは尽きる事が無く、私は心からもっと多くの方に鈴木さんと伊藤さんの素晴らしい器を知ってもらいたいと
思いました。
もちろん、伊藤さんの作品も多数展示中です。↑(上記は伊藤さんの作品です)
鈴木稔・伊藤史浩の器展は3月9日まで開催しておりますので是非皆さま足をお運びください!]]>