こちらの催事、東京ブログでも紹介していますが、
日本デザインコミッティー主催の展示会。
前回のブログで触れたましたが、この展示会にも出品するという、
高橋工芸さんへ先月行ってきました。
実は、こちらの高橋工芸さんとの出会いは、東京のある展示会でした。
同じ北海道にいながら、まさに燈台もと暗し。
そうと分かればもの作りの現場を見ずにはいられません!
という事で、暑い8月の旭川へ車を走らせた訳です。
工房内に大きなストーブ
そのストーブの熱を利用して、上で製品のもととなるものを
乾燥させます。
主にテーブルウェアを手掛けてらっしゃいますが、
もの自体の完成度が高いのはもちろんのこと、実際に使用する際の具体的な
アドヴァイスがしっかりしている所が非常に感銘を受けました。
例えば、木製品の食器はどうしても使用している塗装が気になったりしますが、
学校給食用食器に採用しているウレタン塗装を採用していたり、製品によっては
オイル仕上げだったりと、繊細な配慮がなされています。
製品について話しを伺っていた時に感じたのは説得力でした。
なぜかというと、実際に彼らは日常的に製品(プロト含め)を使っているからです。
その使う中で、微調整をしている事が結果、製品に対する自信に繋がっているのだなと思いました。
以前、某プロダクトデザイナーが、全て頭で考えていると思うのは間違いで、
実は手もものを考えているのだと、そのような内容の話をしていましたが、この器達もまさに
手が考えて生まれた製品なのでは?と思いました。
私の一押し、バターケースはナイフが収まる構造です。
早速わが家でも使っています!
おまけ
これは工房入り口に積まれた、大量のおがくずですが、何に使われると思いますか?
実は、近所の銭湯で燃料として使われるそうです。
スマートな再利用ですね。
では、またもどりましたら報告します!]]>