紙からデザインされたワーキングデスク

普段何気なく使っているものが、以外にきれいな形を していることに皆さんはお気付きでしょうか?

 

例えば、オフィスで使用しているコピー用紙、 非常にバランスが良い形をしていると思いませんか?

 

実はこの形、縦横の比率が黄金比をとっているため、美しく見える のです。 古くはルネッサンスの時代から多くのアーティストや建築家によって 黄金比を取り入れていますが、身近なところでは、ipod・デジタルカメラ・ クレジットカードなど、色々なところで現在でも使われているのです。

 

この黄金比を用いた製品が、メトロクスにもありますので、ご紹介します。

 

オフィスのデスクの寸法は、高さ、幅、奥行きなどJIS規格で 標準的な寸法が定められていて、現在みかけるデスクの殆どが このサイズに縛られています。この常識を覆したのが、このデスク「DinA」 。2008.jpg

 

縦横の比率を保ったまま等分できる黄金比を持った「紙」の A判サイズを基準とした世界初のテーブルです。 現在オフィスのいたるところで見かけるA判の用紙も ドイツの工業規格(Din)が元になっています。 dina1.jpg

 

黄金率がもとになっていることもあり、何処から見ても美しい長方形の天板には、 更にこだわりの工夫がなされているんです。 天板になっているMDF材は木材チップを繊維状まで分解し接着剤で固めた物ですが、 木材チップを使いますので、残材などがでにくく、加工しやすいのが特徴です。 ウィルクハーンは、この素材を繊維状に加工した段階で、繊維を黒く着色したのちに 固めることにより、内部に至るまで同じ色味で天板の作成しています。

 

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MDFは素材の特性上、温もりの部分で、無垢材に劣ってしまいますが、 この問題は、木の粉を吹いてやわらかい風合いを演出することで解決してます。 この工程により、冷たく見えがちの天板が、温かみを帯びて見え、 オフィスはもちろん自宅の室内でも馴染み収まりが良く見えます。

 

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素材や形状などはシンプル極まりないのですが、 質感は上質で、仕上げに至るまで完璧に仕上げ られているのは、ドイツの製品ならでは。

 

シンプルなデスクをご検討中の方は、是非お勧めしたい製品です。

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