まぁ、1年通してガラスものには目が無い鳴海なんですが、
先月東京に行った際にこちらの展覧会へ。 ※5月23日で終わってしまいましたが・・・
陶器も西洋文化の影響を受けながら伝統を継承されているものもありますが、
ガラスはとりわけ舶来品の匂いがします。
それもそのはずで、もともと日本でも飛鳥時代よりガラスは存在していましたが
本格的に色々な品を作るようになったのは17世紀(江戸期)オランダやポルトガルとの
貿易をきっかけに長崎から吹きガラスが発祥されたのが始まりだそうです。
この展覧会はそんな当時の人たちが西洋のガラスに魅せられて
多種多様のガラス作品を作ってきたのが伺えます。
当時、ガラスの呼び名は、瑠璃やびいどろとも呼ばれていたのも素敵ですよね。
作品そのものももちろん美しいのですが、こんな箇所にもガラス使ってるの?と思うディテールに
当時の職人さん達の技やアイデアに脱帽でした。なんというか、現在のマーケティングを基にした
商品開発や大量消費を前提にしたもの作りからは対極にある、粋で遊び心のあるガラス達に脱帽です。
METROCSはやはり作り手の意思や誇りが感じられるパワーあるもの達を紹介し続けていきたいと思いました。
そんなもの作りをしている、KIRICO*KILICOの催事が6月12日より札幌店でも始まります。
先日、作家である吉田順子さんと久しぶりにお話ししたのですが、
6月の札幌は気候が良いですよ~、と言うと「行こうかな?」との事!
もしかして吉田さんにも会えるかもしれません!
期間中は、催事限定品が多数ですので
是非ともご来店ください!
詳細はまたWebやブログで紹介していきますのでお見逃しなく!]]>