安野モヨコ著「くいいじ」
もう、タイトルにやられましたね。
マンガはご存知の通りですが、この安野さん、エッセイも群を抜いて面白いです。
〆切りに追われながらも食べることへの執念ともいえる行動と、
それを取り巻く人間模様が最高でした。
たぶん脚色していると思うのですが、自分含め人の観察力がただ事ではなく
悲しいくらいにエンターテナーに徹している感じ。
現在巷には多くのエッセイが存在しており、正直この人誰?という素人なんだか
よく分からない人も本をだしていますが、私は正直そうとう好きでなければエッセイ
には手を出しません。
なぜか理由を考えたのですが、たぶんがっかりしたくないからだと思います。
要は日記のような自分の思いだけを綴ったものとかだと「・・・」
誰でも書けてお手軽な分、逆にその人の真価が問われてしまう、うっかり手を出しては
いけないもののひとつなんじゃないかと・・・
そういう意味では更に安野ファンになったのは言うまでもありません。
改めて安野作品を読み返そうと思っています。
あとは、先日姪っ子の部屋で見つけたこの本たち。
私が幼少の頃お世話になった「だるまちゃんシリーズ」
皆さんご存知ですか? 改めて加古 里子の良さを再発見しました。
やはり良いものは時代を越えますね。]]>