ここで8/8~8/24までの17日間に渡り熱戦が繰り広げられます。
熱戦の舞台はココ「National Stadium」がメインで、開会式も行われます。
ちょっと面白い形の、このスタジアムは通称 鳥の巣と呼ばれてます。
主に期間中は、陸上・サッカー・ハンドボールなどが行われ、収容人数はなんと91,000人です。
ファザード(建物の正面外観のことで、立面の中で最も重要な面)がなんとも特徴的な、
このスタジアムのデザインはスイスの建築ユニット ヘルツォーク&ド・ムーロンが行い
08年03月に完成予定です。
ドイツでのW杯でも使用されたアリアンツ アリーナも彼らのデザインです。
現在は、ドイツの名門サッカーチームのバイエルン・ミュへンのホームとして使用されてます。
夜はこのようにスタジアム全体が点灯し、ミュへンの夜景に彩りを添えています。
日本でも、近年ではプラダ青山店をデザインしたことで知られています。
いずれの建物も外観部が建物内部の基本構造と共有しているのが特徴で、PRADAのビル
の構造は剛性が強く非常に頑強ですが、この構造は地震の多い日本では実現が難しいと
されていました。この問題は最新の免震装置を建物の下に組み込むことで、耐震性もクリアし
完成に至りました。
この免震装置によって地震国の日本での基本構造やデザインの幅が以前より広がったのです。
今年の北京オリンピックは、スタジアム等の公共建築に注目して、観戦するのも面白いのでは
ないでしょうか。]]>