パーシモンチェア

こんにちは !
江別店スタッフの窪田です。

新たな年を迎え、すでに半月が過ぎようとしています。
大変遅くなりましたが、本年もメトロクス札幌スタッフブログをどうぞよろしくお願いいたします。

昨年のドカ雪が印象に残りすぎて、今年はまだ穏やかに感じるのは私だけでしょうか。
これから来るのでしょうか...笑
まだまだ雪と寒さは続きますよね。温かいものを食べてこの冬を乗り切りましょう♪

さて、今回のスタッフブログは私も欲しい...「パーシモンチェア」をご紹介します。

1960年ミラノトリエンナーレで発表した椅子に、長大作氏が2006年「パーシモンチェア」としてリデザイン加えMETROCSから復刻しました。トリエンナーレでは会場構成を坂倉準三建築研究所が担当、当時研究所の所員であった長大作は家具デザインを手掛けました。そこで発表されたのが日本初のラケット構造(駒入れ加工)を用いた「小椅子」です。三方向への強度を保つ駒入れ構造は、テニスラケットにも使用されています。

– point !-
20世紀を代表するフランスのデザイナー ジャン・プルーヴェの代表作「スタンダードチェア」がルーツとなっているそうです。現在もvitraで製造されているロングセラーですね。ここからすべてが始まりました。

1940年代に始まり、幾度の試作を繰り返し、改良を重ね続けてきた「小椅子」は、いつの頃からか“進化し続ける椅子”と呼ばれるようになりました。軽やかさも持ち合わせたフレームから浮いて見えるシートは建築的要素を応用しています。半世紀もの間、デザインの改良を積み重ねてきた孤高の椅子です。

1955年には国際文化会館の食堂へビニールレザー仕様のパーシモンチェアが納められ、2006年にリニューアルしたティーラウンジには現在、同年に復刻したパーシモンチェアが使われています。

「パーシモンチェア」は” ”という意味で、有機的な曲線を持つバックシートは、柿の実を真ん中から縦に割った時の曲線がヒントになっています。ブナの木目がとっても美しいです♪
日本の住空間に良く合い、ダイニングチェアとして最適の椅子です。

木製フレームの製造~組み立て~クッション張りまで、すべてジャパンメイド。厚みがあり弾力のあるクッション張りに合板とクッションの継ぎ目の美しい仕上がりです。日本製ならではの高品質なチェアです。
もちろん座り心地もgood!!(是非一度、お試しいただきたいです!)

座面裏には長大作の真鍮プレートが取り付けられています。嬉しいポイントですね♪

今回ご紹介したビニールレザーモデルは、表面に汚れがつきにくい処理がされており、付着しても落とすことが簡単な防汚機能をもった素材を採用しています。変色に強く、仕上がり時の色合いが長持ちする機能を持ち合わせています。長大作自身がセレクトした基本のカラーは、ブラック・アイボリー。このほかにもファブリックモデルやトリエンナーレモデルとあり、豊富なカラーからお選びいただけます。

パーシモンチェア
ビニールレザーモデル ¥62,700(税込)
ファブリックモデル  ¥69,300(税込)
トリエンナーレモデル ¥75,900(税込)

パーシモンチェアいかかでしたでしょうか?
座ってみたくなりますよね~ただいま江別店に展示がございます。是非一度、実際に座り心地をお試しください。お待ちしております♪
またメトロクス札幌WEBショップでもお取り扱いしておりますので、どうぞご覧ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、次回のスタッフブログもお楽しみに!