606サイドテーブルパイミオ 90周年限定モデル

こんにちは、江別店の高橋です。あっという間に10月も終わろうとしています。
そろそろ冬支度の時期ですよね。昨年のあの冬を思い出すと憂鬱でなりません。お家で過ごす事が多くなるこれからの時期、新しいコートやブーツを買うように新しいインテリアを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

今日はアルテックから限定カラーが発売された606サイドテーブルパイミオについてご紹介します。

フィンランド南西部、パイミオ市の森の中にある結核患者の療養所「パイミオ サナトリウム」。アルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトの設計によ1933年に竣工しました。パイミオサナトリウム(現在は総合病院となっています)のインテリアには患者の心と身体を「癒す」効果を狙い、多彩な色の組み合わせが選ばれました。その中のインテリアのひとつである606サイドテーブル、1932年アイノ・アアルトがデザインしました。

当初、靴を履き替える際に腰掛けるスツールとして使われていましたが、現在はその名の通りサイドテーブルとしてお使いいただけます。欠けはじめた満月のようなスチールチューブは、ソファサイドにピッタリ収まります。

90周年を迎え作られた特別版の「606サイドテーブルパイミオ」は、スチールチューブにパイミオサナトリウムの病室や天井のカラーであるミント、階段の金属製手すりに沿って着色されたライトグレーを施し、ライトグレーの天板、木目を活かしたハニーとウォルナットの天板を合わせた4色展開で(メトロクス札幌は3色展開)数量限定で発売しています。

また、高さが違うのでずらして配置しスツールと並べて使うことも出来ます。ディスプレイ棚としても素敵ですね。


※メトロクス札幌ではミント×ライトグレー色は完売です。

パイミオサナトリウムのカラーパレットは、壁画やステンドグラスのアーティストとして知られるエイノ・カウリアと共に選ばれました。ロビーや階段のゴム製の床は患者の回復に不可欠な太陽の光を建物内に迎え入れるという構想に基づき、輝くようなカナリアンイエローに塗られました。食堂の天井や読書室、ラウンジ、病室に配された多彩なニュアンスのグリーンとブルーは、ベッドやラウンジチェアに横たわる患者が穏やかに過ごせる空間を作りました。現在でも「スツール 60」や4本脚の「スツール E60」、「69 チェア」など、アルテックを代表する製品の一部にはパイミオサナトリウムにちなんだカラーが使われています。

メトロクス札幌では限定モデルのうち下記の3色を展開しています。
ミント×ライトグレー (※完売しました)
ライトグレー×ライトグレー ¥52,800(税込)
ライトグレー×ハニー ¥59,400(税込)

お買い上げの方には非売品の記念ポストカード5枚組をプレゼントしております。
606サイドテーブルパイミオ限定色は江別店に展示しておりますので、気になる方はどうぞお早目にご覧ください!

それでは次回のスタッフブログもどうぞお楽しみに!!