アルテック キキラウンジチェア

こんにちは、江別店スタッフの高橋です。秋はどこへ?と思うほど、一気に寒くなりましたよね。
いよいよ来週には11月、メトロクス札幌江別店も3周年を迎えようとしております。江別蔦屋書店では恒例の嬉しい企画などありますので、どうぞ楽しみにしていてください。

なお、10/31までは札幌店・江別店の両店にて、vitra,artekフェアを開催しております。期間中にヴィトラまたはアルテック製品を税込33,000円以上ご購入いただくと、スタンプが2倍、10%分をポイント還元いたします。お得なこの機会をどうぞお見逃しなく。

さて、今日は、2021年10月15日より始まった、アルテック冬のキャンペーン「キキ」シリーズの中から、「キキ ラウンジチェア」を紹介します。

アルテックと言うと、経年変化が楽しめるフィンランドバーチを使用したテーブルやスツールと言った家具のイメージが強くありませんか。

アアルトの次世代にあたるフィンランドデザインの巨匠、イルマリ・タピオヴァーラが1960年にデザインしたこの「キキ」シリーズは、楕円形のスチールチューブを基本構造としています。

イルマリ・タピオヴァーラは、社会におけるデザインの役割という課題を生涯追求し、モダニズムと工芸の融合を目指して、人々のためのデザインと言う考えに根差した製品を生み出しました。戦中戦後の厳しい環境の中で、人々が本当に必要とするものづくりを目指したタピオヴァーラは、時代や地域を超え、今でも世界中の人々の心に響き渡ります。

キキシリーズ誕生のきっかけは、楕円形のスチールチューブの製造業者が、工場に余っていた大量の在庫を利用できるプロダクトをデザインしてもらえないか、とタピオヴァーラにもちかけたことから、というエピソードが残っています。

細めの黒いスチールチューブの構造は、シンプルで無駄のない、洗練されたデザインです。まるで様々な洋服を着こなすマネキンのように、あらゆる色の張り地をまとう事で、それぞれ全く異なる印象の家具になります。江別店に展示中の、特に目を引くゼブラ柄のキキラウンジチェアも、無駄のないスチールチューブがゼブラ柄をより引き立てた圧倒的に洗練されたデザインです。

キキラウンジチェアは、どんなインテリア空間にも合わせやすく、シンプルでスタイリッシュな存在感があります。お尻に向かってやや傾斜がかった硬めのクッションと、あぐらをかける程広めの座面が快適な座り心地をもたらしてくれます。

1960年にはそのデザインが評価され、ミラノトリエンナーレで金賞を受賞しました。

今回のキャンペーン期間中に、この「キキ ラウンジチェア」や「キキ ソファ」をご購入いただくと、本キャンペーンの特別クッション(非売品)をプレゼントいたします。キキラウンジチェアは1点、2シーターソファは2点、3シーターソファは3点プレゼントいたします。是非キャンペーン期間中にご覧になってみてください。

キキシリーズは、江別店展示のゼブラをはじめ、Kvadratのプレミアムラインとして2014年にロンドンで発表されたファブリックブランド、Kvadrat/Raf Simons(クヴァドラ / ラフ・シモンズ)など、スウェーデンのラグ・テキスタイルブランドOYYO(オイヨ)のデザイナー、リナ・ゼディグが厳選したファブリックとカラー、5種類27色からお選びいただけます。サンプルもご用意しておりますので、どうぞ店頭でご覧ください。

artek キキラウンジチェア ¥206,800~361,900(税込)
※江別店展示 ゼブラ ¥245,300(税込)
※張地の種類により価格は異なります。

 

それでは、次回のスタッフブログもお楽しみに!