Riki Clock

こんにちは、江別店スタッフの内藤です。
みなさん、いかがお過ごしですか。

11月も後半となりました。冬支度と共に年末の諸々の準備が頭を掠め、何だか気忙しくなるのは私だけでしょうか。子供たちにとっての一大イベントであるクリスマス。今年もサンタクロースは来るのでしょうか…来るのでしょうね(泣笑)ならばプレゼントをお願いしなければ。同時進行で年賀状の準備も。そうこうしている間にすぐにお正月、必要なものを揃えておかないと。などなど…めったにフル回転することのない私の頭が、軽く悲鳴を上げるのがこの時期です(笑)もっと時間を大切に。毎年そう思うのです。そう思うのですが、、がんばります!

さて今日は、私が今いちばん欲しい「時間」にまつわるアイテムをご紹介しようかと。シンプルかつオーソドックスなデザインで、メトロクス札幌でも人気NO.1の定番クロック『リキクロック』のご紹介です。

リキクロックのデザインを手掛けたのは、その名の通りジャパニーズデザインのパイオニアと呼ばれる渡辺力氏。1950年代「デザイン」という言葉が一般的ではなかった頃から、デザイン活動に力を注いできたプロダクトデザイナーです。戦後日本のデザイン黎明期に革新をもたらしたパイオニア的な存在として、日本のデザインを牽引してきました。今まで氏が残してきた作品は、スツールやチェアー、時計などの他、ヒルトンホテルや京王プラザホテルなどの空間デザインにも携わり、その実績は多岐に渡りました。そのデザインはどれもシンプルで美しい佇まいが特徴的です。リキクロックもまた、シンプルで普遍的な美しさを持つデザインクロックとして2003年に誕生。リキクロックが発売された当時、氏はなんと92歳。翌年の2004年にはグッドデザイン賞を受賞されました。

それぞれ太さや長さの違う秒針、分針、短針。見やすいフォントで大きく刻まれた1から12までのアラビア数字。そぎ落としたシンプルなデザインでありながら数字は省略せずに、視覚からダイレクトに「時を伝える」という時計の実用性を追求したかたちです。何時何分何秒かがすぐにわかるその抜群の視認性はリキクロックの大きな魅力のひとつです。

店頭ではS・M・Lの3種類のサイズのリキクロックを常時展示しています。どのサイズも細字と太字の2タイプからお選びいただけます。Sサイズは直径約20.3㎝。壁に掛けるのはもちろん、お気に入りの雑貨と一緒にシェルフに立て掛けたり、デスク上に置いたりと様々なスタイルでお使いいただけます。Mサイズは直径約25.4㎝。幅広いお部屋のタイプで使いやすいサイズです。Lサイズは直径約30.5㎝。リビングなど10畳を超えるような広いお部屋にバランス良くコーディネートできるサイズです。全サイズに共通することですが、秒針が滑らかに動くスイープ式で音が静かなので、寝室でも気にせずお使いいただけます。またMサイズ・Lサイズは電波時計となっており、誤差10万年に1秒という時刻電波を受信し正確な時を知らせてくれます。高いデザイン性だけでなく、高い機能性も持ち合わせているのです。

フレームには薄く剥いた木を交互に重ね合わせ、圧力によって成型したプライウッドを使用。製作にはタンバリンやドラム等の楽器を専門としていた熟練の木工職人に依頼しており、手工業ながら正確で美しい円形に仕上げられています。ナチュラルな優しい色味と柔らかな質感はどんな空間にもそっと溶け込みます。長年愛され続けているいわゆる名作と呼ばれるこの時計には、さりげなさの中にも実はたくさんのこだわりが詰まっています。

日々生活する中で、時計を見るのはおそらくほんの一瞬。1日に何度も見るけれど、1回に見る時間はほんの数秒でしょうか。時計の役割は時間を知らせることなのでそれで良いと思います。でもせっかく何度も見るのですから、その時間も大切にしたいものです。スマホで時間を確認するのはもちろん便利ですが、顔を少し上げて時を刻む時計に目を向ける。見るたびに少し嬉しくなる時計がそこにあれば、何だかがんばれそうな気がしませんか?江別店ではリキクロックの他、選りすぐりの時計を多種取り揃えております。みなさんのお気に入りの時計、どうぞ探しにいらしてください。

リキクロック
Sサイズ ¥5.000+tax
Mサイズ ¥10.000+tax
Lサイズ ¥12.000+tax

気温差が大きくなる時期です。みなさま、どうか体調にお気をつけください。次回のスタッフブログ、またお楽しみに!