アイアーマンテーブル

こんにちは、江別店スタッフの高橋です。
今朝は江別でも小雪がちらついていましたね。
雪が降ると毎年、昔飼っていた柴犬のことを思い出します。
粉のように降る雪に、純粋に喜び追いかける子ども達や犬の姿は本当に可愛らしいものです♪

一方で、寒さが厳しくなる国や地域では、再び感染者数が増加していますね。
これからの季節は、例年以上に体調管理に気を付けていかなければなりませんよね。
さて、11月もメトロクス札幌は円山店・江別店ともにイベントが盛りだくさんです。

円山店では 今年で10周年を迎える、murderpollen exhibition(11/13~)、
江別店ではニット小物kukusaポップアップショップ(11/2~)、江別蔦屋書店2周年感謝祭(11/21~)をそれぞれ予定しています。
今月もたくさんの皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!

今回のスタッフブログは、アイアーマンテーブルをご紹介したいと思います。
アイアーマンテーブルは、ドイツの建築家エゴンアイアーマンが自身のアトリエ用にと1953年にデザインされたものです。

直径20㎜のフレームに天板をただ乗せただけ、というとてもシンプルな構造が特徴的で、他にはないこのテーブルの構造は、一度見ると忘れられません。

天板を支えるには、とても華奢な印象のフレームですが、左右のフレームを斜めにクロスさせたバーで固定することで安定感が出ます。必要最低限の構造で強度を確保し、ムダな装飾が一切ないという建築的な設計になっています。天板はそのフレームにただ乗せるだけですが、フレーム先端に付いたゴム製のパーツに、重量のある天板を乗せることで安定感がでます。横から押したぐらいではズレたりしません。

このアイアーマンテーブルは、1995年にドイツの気鋭家具ブランド、リチャード・ランパート社が生産権を得て復刻されました。歴史的なデザインに新しい解釈を与えるということをキーワードに、常に新しいことに挑戦している会社です。当時のディテールや品質はそのままで、ノックダウンできるよう新たに仕様を加えて、ドイツの自社工場で生産されています。

オリジナルを再現したアイアーマンテーブル、フレーム幅を広げて、座った際に両側から足が入れやすいようにクロスバーを垂直にリデザインした、アイアーマンテーブル2の2種類あります。

もう一つ特徴的なのは、高さ調節ができることです。昇降式の左右のフレームの4か所をL金具で固定し、好みの高さで調節ができます。H718~858㎜まで、35㎜ピッチで5段階まで調節が可能です。1番低くして一般的なダイニングテーブルの高さに、1番高くしてキッチンのワークトップほどの高さまで変えられるので、デスクやダイニングテーブルとして使うのはもちろん、作業台やカウンターとしても使えます。ライフスタイルの変化により様々なレイアウトを選べるのも魅力のひとつです。

奥行きは800㎜、通常のデスクに比べるとかなり広いのでPCを置いても十分なスペースがあります。一人暮らしの方は、デスク兼ダイニングテーブルという使い方もできるのはないでしょうか。真ん中に配置し両側から座れるように、壁付けにしてデスクのようにと使い勝手に幅があります。そして、天板は水に強くお手入れがしやすいメラミン化粧板なので、汚れも気にせずに使えます。また、美しくシャープな小口は、オークの無垢材というのもミニマル過ぎず色んなお部屋に馴染みやすいですね。

我が家には今年、一年生になった子供がいます。昨年からずっと学習机についてあれこれ悩みに悩み、いつまでも決めきれずに入学式を迎えました。そしてすぐに自粛期間に突入してしまい、毎日自宅学習。それがきっかけでアイアーマンテーブル2の購入を決めました。

兄弟で横並びになったり向かい合ったり、勉強したりおやつを食べたり、そこに私が座って丸付けをしたり雑誌を見たり、十分すぎるサイズです。今の我が家のライフスタイルではアイアーマンに決めて本当に良かったと思います。真っ白い天板に、裏返したプリントの鉛筆の跡が写ったり、弟は天板まではみ出して色を書いてみたり、多々気になる点はありますが、そんな汚れも無かったかのように綺麗スッキリ落ちますよ。また、テーブル下は時に基地スペースに、時にリモコンカーのサーキットです♪

アイアーマンテーブル2は現在、ブラックリノリウム天板・ホワイトフレームタイプの展示が江別店にございます。
メトロクス札幌ウェブショップでもお求めいただけます。まずは、どうぞ店頭でご覧なってみてください。

アイアーマンテーブル W1200・1400・1600 × D800  × H718~858
天板:ホワイト(メラミン)、ブラック(リノリウム)
フレーム:ホワイト、グレー、ブラック、クローム
価格¥120.000~205.000+tax

アイアーマンテーブル2 W1600 × D800 × H718~858
天板:ホワイト(メラミン)、ブラック(リノリウム)
フレーム:ホワイト、グレー、ブラック、クローム
価格¥130.000~205.000+tax

◎エゴン・アイアーマンは、戦後のドイツ建築、デザイン界に大きな影響を与えた最も有名な建築家・プロダクトデザイナーのひとりです。ベルリンのカイザー・ヴィルヘルム教会をはじめ、国会議事堂(ボン)、ドイツ領事館(ワシントン)、オリヴィエッティタワー(フランクフルト)などの建築を手掛けました。日本では建築家としての仕事より家具認知度が高く、ドイツのチャールズ・イームズとも呼ばれています。

それでは、次回のスタッフブログもどうぞお楽しみに!