TENDO FAIR」の商品を紹介していきます。
本日はムライスツール。
ムライスツールは、今から52年前の1961年に開催された、第1回天童木工家具デザインコンクールに
出品され、佳作を受賞した製品です。デザイナーは、田辺麗子さん。田辺さんの旧姓のムライが
そのまま製品名になっています。
その後、天童木工の海外の雑誌への広告にムライスツールが使用され、それがニューヨーク
近代美術館のキュレーターの目にとまり、1967年、MoMAのパーマネントコレクションとして
収蔵されています。
構造は、同じ形状の3枚の成形合板を組み合わせて形づくられ、素材は、チーク(柾目)材が
使用されています。
チークは、ウォールナット、マホガニーとならび世界3大銘木として古くから家具などにもよく
使用されてきました。しかし、近年では輸入も規制されていて入手が困難になっている木材でもあります。
上から見るとこのようになっています。3枚の合板の木目がしっかりあっているのもムライスツールの特徴の1つ。
そして、同じ材料から3枚の合板が作られているのがわかります。
そして
ムライスツールは、どの面を下にしても、上の面が水平になります。
飾っておきたくなるオブジェのようなフォルムですが、スツールとしてはもちろん、サイドテーブルや
マガジンラックとしてもお使い頂けます。
現在店頭に実物を展示しておりますので、是非一度ご覧になって頂きたいプロダクトです。
フェア期間中はご購入特典もございますので、詳しくはこちらをご覧ください。
また、ウェブショップでも取り扱っています。詳細はこちらから。]]>