TENDO FAIRも明日で終わりを迎えます。 シリーズで商品紹介をしてきましたが、最後はこちらです! T-0281 ダイニングテーブルw800×D800 69,300円→ 62,370円(現品のみ) S-0507 小椅子 29,400円→ 26,460円(現品のみ)※残1脚 こちらのテーブルもイスも天童木工のロングセラー商品で、なんと56年もの間作り続けられています。 もともとは、神奈川県立図書館の観覧室用に水之江忠臣氏がデザインしたものです。 商品化までに100を超える試作品が作られたことでも有名で、氏は「デザイナーは一生にひとつ、 本当に良いものが残せたらそれで良い」と語っていたそうです。 その言葉に基づいてなのか、このイスは商品化された後もリ・デザインを 重ね時代とともに微妙に変化しているのも特徴です。 また、テーブルの特徴としては、上から見たときに少しでも圧迫感が無いように天板下についている 幕板が見えない構造になっています。 このように、少し内側に幕板が付いています。 微妙な背もたれのカーブと座面のフレームで挟み込むシンプルな構造で 身体にフィットします。また、使用される木材もブナからチークへ。そして 現在はシナ材が使われています。 明日が最終日となっておりますので、是非実物を見にご来店ください! スタッフ一同お待ちしております。]]>
TENDO FAIR その4 Spoke Chair
『TENDO FAIR』からのご紹介です。 Spoke Chair ¥120,750→¥108,675 (現品のみ) 通常のイスよりもはるかに大きい座面がまず目を引くスポークチェア。あぐらをかいたり、足を投げ出したり、まさに日本人をリラックスさせるためのイス。高さも34cmと低いのでまるで畳に座っているような安心感があります。小さな子どもや赤ちゃんならお昼寝できるくらい広くゆったりとした座面です。こちらのスポークチェアも『TENNDO FAIR』展示品に限り、特別価格でのご提供となります。 バックスタイル。 竪琴のような背もたれも特徴的なスポークチェアは、豊口克平氏が伝統にモダンを取り入れ、日本の生活習慣に合うように独自の理論から設計しました。脚先は丸みがあり、畳に置いても傷が付きにくいように配慮されています。※氏は日本人が座るイスづくりのために、人間工学的実験をくり返した人でもあり、剣持勇氏と座った姿勢における人体曲面の研究を行なったことでも有名です。まさに、1度座るとお尻に根が生えてきそうなほど、座り心地がいいのです。ソファも欲しいけどそこまで置くスペースがない、低めのテーブルだけどイスでご飯が食べたい!などのご要望に応えてくれそうなスポークチェア。『TENNDO FAIR』も残すところあと4日となりました、ぜひこの機会に実際に座りにいらしてください!特別価格も展示品限りですので、気になる方はお急ぎください、お待ちしております!]]>
TENDO FAIR その3 ヘロン・ロッキングチェア&オットマン
メトロクス札幌で開催している『TENDO FAIR』の商品から『ヘロン・ロッキングチェア』のご紹介です。 ヘロン・ロッキングチェア&オットマン ダークブルー ¥129,675→¥116,708 こちらのヘロン・ロッキングチェア&オットマンは【TENDO FAIR特別商品10%OFF】で展示品に限り特別価格でご提供させていただいています。1966年に発売してから40年以上にわたり生産されつづけられているヘロン・ロッキングチェアは、天童木工の代表作のひとつ。無駄のないシンプルなデザインで軽量なうえにとても丈夫なのも人気の理由かもしれません。 その秘密は、こちらの画像でわかるでしょうか?背から座、脚部まで一切の継ぎ目のない、一体成形でつくられているから。一体成形でつくると、余分な部材が必要なく、家具の故障の一番の原因である継ぎ目を最小限にすることができます。だからこのロッキングチェアは、軽量で丈夫なんです!華奢に見えますが、現在まで作りつづけている信頼のおける丈夫さです。 『TENDO FAIR』で展示中のムライスツールをサイドテーブルとして合わせてもちょうどよい高さ。この組み合わせ、わたしの中でかなりのお気に入りです。そしてMETROCS札幌では『TENDO FAIR』と同時に『SALE』も絶賛開催中!人気のアイテムが多数お値下げしていますので、併せてご覧になりにいらしてください! みなさまのお越しスタッフ一同お待ちしております!]]>
TENDO FAIR その2 低座椅子
TENDO FAIRから商品をご紹介します。 本日は「低座椅子」です。 もともとのデザインは1958年。歌舞伎役者、八代目・松本幸四郎(白鷗)邸の設計を 坂倉準三建築研究所が担当し、畳の上でもゆっくり過ごせる椅子が欲しいとのリクエストから 誕生した椅子です。 デザインは、当時研究所の家具担当として在籍していた長大作氏が担当しています。 1949年にデザインされた坂倉準三氏の「竹カゴ椅子」の構造をベースに改良が加えられ、 低座椅子が誕生しました。 その後、1960年にはミラノトリエンナーレにも出品され、長氏が設計を担当した日本ブースは 金賞を受賞しています。(翌61年に商品化されました) 正面からはこのように見えます。 特徴的なのは、座面と背もたれの形状。柿を半分に割ったときのかたちからヒントを得たものだそうで、 有機的な曲線を描いています。これは、2006年にメトロクスから発売したパーシモンチェアでも 見られる独自のフォルムです。 背面から。畳の上で使用した際に畳を傷つけないよう配慮された脚部が特徴的なかたちを しています。4本脚ではなく、荷重が分散されるようにそりのような形状をしています。 低座椅子のもうひとつの特徴は、ビスなどの金属が見えるところには一切ない事。 かたちだけではなく、見た目の美しさにも配慮されています。 実用性とデザイン性が認められ、1964年にはグッドデザイン賞を受賞。生産開始から現在まで製造が続く、 ロングセラーのプロダクトです。 現在店頭に実物を展示しておりますので、是非ご覧ください。 ※ファエ特典の展示品10%OFF対象品は完売しました。 ウェブショップでも取り扱っています。詳細はこちらから。]]>
TENDO FAIR ムライスツール
TENDO FAIR」の商品を紹介していきます。 本日はムライスツール。 ムライスツールは、今から52年前の1961年に開催された、第1回天童木工家具デザインコンクールに 出品され、佳作を受賞した製品です。デザイナーは、田辺麗子さん。田辺さんの旧姓のムライが そのまま製品名になっています。 その後、天童木工の海外の雑誌への広告にムライスツールが使用され、それがニューヨーク 近代美術館のキュレーターの目にとまり、1967年、MoMAのパーマネントコレクションとして 収蔵されています。 構造は、同じ形状の3枚の成形合板を組み合わせて形づくられ、素材は、チーク(柾目)材が 使用されています。 チークは、ウォールナット、マホガニーとならび世界3大銘木として古くから家具などにもよく 使用されてきました。しかし、近年では輸入も規制されていて入手が困難になっている木材でもあります。 上から見るとこのようになっています。3枚の合板の木目がしっかりあっているのもムライスツールの特徴の1つ。 そして、同じ材料から3枚の合板が作られているのがわかります。 そして ムライスツールは、どの面を下にしても、上の面が水平になります。 飾っておきたくなるオブジェのようなフォルムですが、スツールとしてはもちろん、サイドテーブルや マガジンラックとしてもお使い頂けます。 現在店頭に実物を展示しておりますので、是非一度ご覧になって頂きたいプロダクトです。 フェア期間中はご購入特典もございますので、詳しくはこちらをご覧ください。 また、ウェブショップでも取り扱っています。詳細はこちらから。]]>